MOUSIC
彼らが暮らしているのは、
カルム島 中央に広がる迷いの森。
そこには、立派なお屋敷がありました。
この世界の音楽を守ろうとした
小さな楽団のおはなし。
MOUSIC編の主人公。
朝焼け色の瞳と、鳥の羽を持つ少女。
ある呪術師に感情を奪われ、笑うことも怒ることもできない。
誰に対しても礼儀正しく、真面目でおとなしい性格。しかし決めたことには一直線な部分もあり、時に脳筋とも称される。
恋人がいる。その相手はだれよりもたくましい男性で、二人の間にあるのはとてもプラトニックな愛情。
鶴子(巡瑠)
マシク吹奏楽団副楽長。
楽長であるタクトよりも社交的でしっかり者。普段はオペラ歌手としても活躍している、大きなお姉さん。
いつもにこやかでマイペース。しかし歳の割に落ち着きがなく、好奇心旺盛。天真爛漫とも。そして、とんでもない怪力を持つ。
ピアノのタクトとは恋仲。よく彼を女装させては可愛がっている。
ティア
どこまでもマイペースなお姉さん。温厚で、誰も彼女が怒っている姿を見たことがない。
また、驚くほど鈍感であり、欲がないのか流行にもかなり疎い。ダンスや運動が大好きで、わりとアクティブだがその足は楽団一遅い。
ときどきエジプトの壁画の真似をしている。
シオンの姉。(木琴姉妹)
マリ
ボーイッシュな女の子。竹を割ったような性格。正義感が非常に強く、加えてスポーツ万能なその姿はまるで正義の味方。いわゆるイケ女ン。
しかし、力の加減が分からないのか、よく館内の備品を壊しており、彼女の迷言に「まな板割れた」がある。
マリの妹。(木琴姉妹)
姉譲りの鈍感さを持つ。
ビブのことは親友だと思っている。
シオン
常識人でツンデレさんな女の子。通称「打楽器唯一の良心」。
ただし、恋の話となると忽ちまともではいられなくなる。シオンに熱烈な片思いをしており、バレエ、料理などの心得があるが、それらは彼女が素敵だと呟いたため身につけたものである。
素直に好きと言うつもりはないが、彼女の鈍感さにいつか痺れを切らしてしまいそう。
ビブ
夜空を写したような美しい瞳を持つ。左まつげに乗った青い星がチャームポイント。
疑うことを知らない純粋な性格。予知能力を持っているが、使いこなせたことはほとんどない。夜空が大好きで、趣味は深夜徘徊。ただし方向音痴。
ピッコロのパッシィとは恋仲で、彼女から溺愛されている。
ロロ
朴念仁な青年。真面目でお堅い性格。しかし、女性に対しては誰よりも紳士的で優しく、また非常にストイック。対して男へのコミュニケーションは驚くほど雑。
また、驚くほど自覚のないドジで、よく一人で事故を起こしては血まみれになっている。賢そうにみえるバカ。
ホルンのアメリとは恋仲。(裏打ちコンビ)
ヨハン
優しい熱血漢。威勢も体格も良いが、その見た目の割にかなりナイーヴ。血も幽霊も喧嘩も苦手。怖くても感動してもすぐに泣くし、かわいいものは大好き。きっとだれよりも優しいのに子供に怖がられるから辛い。
諸事情により幼少期を孤児院で過ごした。その当時の名残か、土佐弁のような訛りで喋る。
ハイメを兄貴分として慕っている。
トマス
良くも悪くも猫。きさくで穏やかだが、なにを考えているのかよく分からない。
童顔と身長のせいで年齢すら不明。昔から家出を繰り返し、危ないことも悪いこともたくさんしてきた。基本的に周囲とは仲良くするスタンスだが、タクトのことだけはなによりも嫌い。
驚くとオネエ言葉になる。
トマスとタバサの保護者的な存在。
ハイメ
体の成長が止まってしまった赤ちゃん。生まれた順番から計算すればたしかに18歳くらいの歳にはなる。
知識も経験も豊富。しかし喋る言葉は舌足らず。怖いもの知らずな性格で、相手が誰であろうと容赦しない毒舌。
変身すれば一時的に大人の体になれる。
ハイメの妹分だが、母親がほしいという理由で彼をママ呼ばわりしている。
タバサ
マシク吹奏楽団の楽長。しかし、まるで小学生のような見た目には威厳の欠片もない。
精神的にも若く、可愛がられてはいるが尊敬はされていない。そんな幼い外見とは裏腹に、真面目すぎてやや冷たい性格。
チャイムのティアとは恋仲。男だとは思われていないらしく、彼の片思いに近い。
タクト
木管・金管は別ページにあります。
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